熱中症で下痢や嘔吐がひどい 大人と子供で対処法が違う

熱中症で下痢や嘔吐症状がひどい 大人と子供で対処法が違う

梅雨に入るとだんだんと気温も上がり暑くなりますね。

この時期から注意したいのが熱中症。

熱中症は、現れる症状によって対処法が異なります。

今回は、熱中症の中でも下痢や嘔吐の症状がひどい時、
その対処法や注意点などをご紹介します。

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熱中症で下痢や嘔吐がひどい時の対処法と注意点

熱中症には、めまいや立ちくらみなどの軽度の症状から、
痙攣や意識障害などの重症まで、その症状は大きく3段階に分類されます。

中でも下痢と嘔吐は、中度の症状に分類され、
頭痛や吐き気、倦怠感などもその中に含まれます。

それでは、熱中症で下痢や嘔吐がひどい時はどのような
対処法があるのでしょうか?

①少しずつ水分補給をする

 (イオン飲料や経口補水液、ミネラル入りの麦茶など)

 ②後頭部と首の間の生え際や耳の下を冷やす

 (首筋を通る動脈を冷やすことで体全体を冷やすのに効果的)

以上のような対処法を、症状が出たら早めに行うことが大切です。

また、これらの対処法とあわせて注意しておきたいこともあります。

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 水分補給をしながら脱水の進行具合を見極める

呼びかけに応答しない、汗をかかなくなる、目や肌の乾燥がひどくなる、
目の下のくぼみが青白くなる、などの症状があるようなら、
脱水が進んだ危険な状態です。すぐに救急車を呼んでください。

・「カフェイン」は厳禁

コーヒーや紅茶には、利尿作用があるカフェインが含まれており、
熱中症に必要な水分や塩分を排出してしまいます。
下痢や嘔吐時には逆効果なので、カフェインは控えてください。

・いったん症状が落ち着いても、数日~1週間は体がしっかりと
回復するまで、無理は禁物です。

・冷たいものを摂り過ぎない

夏はもともとお腹の調子が悪くなりやすい時期と言われています。

冷たいものに気をつけることはもちろん、消化のよい、
脂っこくないヘルシーな食事を摂るように心がけましょう。

大人と子供の熱中症の症状 対処法の違いは

子供は遊びや運動に夢中になっていると、体調の変化に
気づくのが遅れ、熱中症を引き起こしていることも!

また、日中は平気でも、夜になって突然熱を出すなど、
具合が悪くなることもあります。

大人の場合、軽度の熱中症の対処法は、

・涼しい場所に移動する
 ・少しずつ水分補給する
 ・衣服を緩めて安静にする
 ・脇の下、首の後ろなどを冷やす

などの応急処置を行ってください。

子供の熱中症は、気温の高い環境下で遊んだり運動した結果
引き起こす“熱射病(日射病)”がほとんどです。

この場合、とにかく早い段階から体を冷やすことが大切です。

脇の下、首、足の付け根を冷やしたり、扇風機やうちわなどで
全身を冷やします。

時には、服の上から水をかけ、全身を一気に冷やすことも必要
に応じて行ってください。

顔色が悪く、興奮、錯乱状態や、痙攣、昏睡などの意識障害が
出るようでしたら、最悪の場合、手遅れになるケースもあります。
早急に救急車を呼んでください。

熱中症で下痢や嘔吐を1日で治すには?

熱中症で起こった下痢や嘔吐。長引くと本当にキツイですよね。

どのようにすれば早く治ってくれるのでしょう?

残念ながら、1日やそこらでは治りません…

最低でも数日~1週間は回復に時間がかかるため、様子を見つつ
安静を心がけるようにしてください。

では、できるだけ早く治したい!という時の対処法を
ご紹介しましょう。

・水分補給

下痢や嘔吐中に水分補給は正直つらい…かもしれません。
ですが、体は“塩分やミネラルが不足した状態”です。

具体的には、経口補水液や、薄めたスポーツドリンク、
ミネラル入りの麦茶などを飲んだり、塩飴や梅干などを食べる
のがオススメです。

・食事

「塩分とミネラル」が含まれた食事を摂ることが、回復への近道と
なります。加えて、「お腹に優しく消化のよい食べ物」だと
もっと効果的です。

例えば、

*梅干入りお粥
 *うどん
 *野菜スープ
 *野菜入り味噌汁

うどんの具に、ワカメを入れると塩分とミネラルも同時に摂れるので
オススメです。ただし、ワカメは消化しにくいので、症状が軽くなって
きてから加えるほうがベターですよ。

完全に治りきっていない時に、揚げ物やラーメンなど油っこい食事を
摂ることは避けましょう。症状が軽くなってきたからといっても、また
ぶり返すこともあります。

毎日、下痢や嘔吐が続いてしまうと、食欲も沸いてこないかもしれません。
そんな時は、アイスやゼリーなど、食べやすいもので様子を見てください。

無理に食事を摂る必要はありませんが、とりあえず水分だけは
しっかり摂ってくださいね。

まとめ

熱中症で下痢や嘔吐の場合の対処法を見てきましたが、
いかがでしたか?

一度発症してしまうと、早くても数日は回復に時間が
かかることがわかりましたね。

熱中症の下痢や嘔吐は、体の中の塩分やミネラル不足が
原因です。

水分補給や食事で、塩分やミネラルを補給してあげることで
症状の改善が期待できます。

でも、下痢や嘔吐の場合、体力は相当奪われているハズです…

自力で水分や食事を摂れなかったり、症状が改善されない場合は、
症状が進行して重症化する前に、早めに病院を受診してくださいね。

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